相続対策として、保有不動産へのマンション建築を勧められています。
安易な借り入れを行うことはお勧めしません
土地を持っている方は、“全額借り入れをしてアパート・マンションを建てれば相続対策になる”という話をよく耳にされるのではないでしょうか。
しかし、20年~30年にわたる返済期間全体を通して金利負担と節税効果とを比べた場合、金利負担のほうがはるかに重くなる場合が大半です。また、建物は建てた瞬間から資産価値が目減りしていきますし、金利上昇や空室のリスクも抱えなければなりません。
相続人の幸せのために相続対策をしたつもりが、遺されたものは借入の返済負担となかなか空室が埋まらない建物だけ…そんな結果にならないよう、投資や借入は慎重にお考え下さい。
※私たちの考える「相続対策」については、こちらをお読み下さい。
まずは財産の棚卸しから始めましょう
相続対策は、まず財産の棚卸しをし、相続税額を把握することから始めましょう。
その際、不動産については下記のような「ランク(優先順位)付け」が必要となります。
① Aランク = 手放したくない土地
自宅や先祖から受け継いだ土地。あるいは事業を営む等収入の柱となっている土地
② Bランク = 有効活用できる土地
道路付けや立地が良いため賃貸収入を安定的に得られる土地
③ Cランク = 物納あるいは売却する土地
上記以外
残す土地が決まったら、その土地から収益を上げる方法を考えましょう
土地を有効活用する場合は、表面投資利回り(土地の相続税課税価格+建物投資額に対する収益)年 6 %以上が目標となります。
ただし、不動産投資の利回りを判断する上では、他にも色々なチェックポイントがありますので、注意が必要です。
他にも、税制の優遇措置を活用した相続税の評価減や、お子さんやお孫さんへの生前贈与なども有効な相続税対策となります。詳しくは、ぜひご相談下さい。




